福井章司支部長

福井章司支部長

校友の皆さま、こんにちは。同志社校友会佐賀県支部長を務めます福井章司です。

佐賀県支部は会員150名を数え、会員間の親睦を深めながら、同志社校友会本部や九州ブロックをはじめ各支部との連携を行い、在佐関関立3大学学友とも交流を図り、支部活動の充実と更なる発展に努めたいと考えております。

さて、同志社と佐賀の関わりを調べますと、最大のキーパーソンは大隈重信侯であることがわかります。

ご承知のように同志社の大学設立運動の頃、新島襄は東京専門学校(現・早稲田大学)を創設した大隈重信に二度ほど会い、同志社設立の助力を仰ぎました。最初の出会いの時に大隈は学問の独立を説き、協力して民間教育のために尽くそうと新島を励ましています。二度目に合った時(明治22年)に黒田内閣の外相であった大隈は外相官邸に前外相井上馨や実業家の渋沢栄一、岩崎彌之助、大倉喜八郎らを招き、新島の大学設立案を聞き、その場で3万円(現在の額で6千万円以上)の寄付を集めています。

大隈は新島に対して「日本武士の精神とキリスト教の信仰とを併有する一種精神上の勇者」であると評して尊敬し続けたといわれ、新島亡き後も社友として同志社を支え続けてきました。

新島襄が目指した「良心教育」と大隈重信が目指した「学問の独立」はいずれも百年の歳月を経て大きな花を咲かせています。
このように新島襄と大隈重信は、極めて深い関係にあり、わが佐賀県支部はこうした史実、そしてその意義を校友の皆様はじめ多くの方々に、正しく伝える責任があると思います。

最後になりますが、今後ともに佐賀県支部は「良心教育」の府である同志社の益々の発展のために貢献できるように頑張ってまいりたいと思いますので、校友の皆様からのご意見、ご提案を心からお待ちしております。

同志社校友会佐賀県支部
支部長 福井章司

 

同志社校友会佐賀県支部役員名簿

役職 氏名 在籍学部・卒業年
支部長 福井 章司
1
副支部長 森  茂樹 1972年 商
吉村 俊造 1979年 文
今泉 由紀夫 1987年 商
井田 建 1995年 商
1
顧問 今村 宏 1960年 商
江打 正敏 1967年 法
七田 利秀 1962年 文
1
理事 凌 哲朗 1963年 経
山口 正文 1967年 文
谷口 太一郎 1969年 文
本岡 信義 1959年 商
渋田 幹晴
新井 明石
吉浦 恒美 1971年 文
八谷 まち子 1975年 文
小川 紋弘 1986年 商
1
事務局長 中島 義彦 1987年 商
副事務局長 岡  隆成 1978年 商
中山 明則 1982年 商
富田 紘次 2005年 院文
1
事務局 栗崎 権一 1976年 経
中山 聡 1979年 商
岩瀬 淳一郎 1978年 商
大隈 政博 1983年 商
寺田 博文 1994年 法
池田 武人 1994年 文
1
会計監事 川平 勝巳 1986年 経